22年3月30日/金剛製作所分会の第3回団交報告
【金剛製作所分会】2022年
第3回団交が3月30日にリモートで行われました。
-工場長の人権侵害発言を追及!-
会社は、当初団交拒否を行っていましたが、組合が労働委員会への申立てを行ったところ、弁護士も入り団交応諾の姿勢を見せました。しかし、それからが長く、ようやく第一回目の団交が開催されたのは2021年5月末のことでした。
団交では工場長の退職勧奨やパワハラ、一方的な組織図の書き換え等について協議しましたが、会社はその後弁護士を解任し、8月に行われた第2回団交では、社長・参与・工場長が出席。一方的に「コンプライアンス事務局」なるものを設置し、まともな話し合いは出来ない状態でした。
その後、組合の団交要求について、社長の病気を理由に再び拒否。コンプライアンス事務局の運用や、更衣室がない現状についても団交を要求しましたが、同じ内容の文書回答のみが送られてきました。
組合員は、日常的な工場長の嫌がらせにも負けず反撃し、組合も抗議文書を送り団交開催を要求。会社は、女子更衣室についてはさすがにまずいと思ったのか、プラダンで仕切ったスペースを作りました。が、明らかに応急処置、といったものでした。
今年1月に、再び労働委員会へ申立てを行い、第一回調査を経て、ようやく第3回団交が3月30日にリモートで行われました。
これまでの積み残しの議題がたくさんありましたが、冒頭に、組合員に対し工場長が「頭がおかしい」等の人権侵害発言を行ったこと、組合員の椅子を蹴っていること等について厳しく追及しました。それだけではなく、勤務シフト等でもえこひいきをしているので、従業員への無記名アンケートを要求しました。
時間が足りなかったので、4月18日に継続して団交を行うことにしました。
時間が足りなかったので、4月18日に継続して団交を行うことにしました。
また、団交後の4月4日に、本社から参与が九州工場に来て従業員への聞き取りを行いました。女子更衣室についてもプラダンを増やし、足元が見えないようにはしています。聞き取りの結果について、今後の改善にどう生かしていくか、会社とも協議を続けていきたいと思います。